ヤマトシロアリの大きさや被害について 愛知、岐阜
ヤマトシロアリの大きさや被害について 愛知、岐阜
ヤマトシロアリの個体の大きさ、我々の家屋に及ぼす被害についてご説明します。
まず最初に、ヤマトシロアリという種について少し触れておきます。
ヤマトシロアリは、漢字では「大和白蟻」と表記され、日本国内でも北海道から沖縄まで広く生息しており、文字どおり日本に最も多く生息する種です。
そして一つの巣に生息するシロアリの個体数は、少ないケースで数百匹~千匹程度で、最大でもおおむね1万匹程度の規模です。
このヤマトシロアリの比較対象として、日本国内でヤマトシロアリの次にメジャーなイエシロアリを上げますと
イエシロアリが一つの巣で生活する数は、ヤマトシロアリのおよそ百倍と言われており、多いケースで一つの巣で百万匹という数に達します。
ヤマトシロアリの1万匹に対して、イエシロアリが百万匹で、おおむね百倍です。
そしてヤマトシロアリの個体の大きさですが、シロアリの組織(集団)の中で最も数の多い「働きアリ」(職蟻)ですと、体調は4mm~6mmくらいです。
働きアリの次に多い「兵隊アリ」(兵蟻)ですと少し頭が大きいため、働きアリより1、2mmほど大きくなります。
ちなみにまた比較対象としてイエシロアリを挙げますが、個体の大きさについてはヤマトシロアリより少し大きく、体調は7mm~9mmというレベルです。
最後にヤマトシロアリが家屋に及ぼす被害についてですが、ケースバイケースで差異がありますが、基本的にはイエシロアリと比べると活動数も少なく、個体の大きさもやや小さいため被害としては知れており、当社の経験上で言いますと、5年くらいのスパンで点検さえしていれば家が倒壊するということは全くなく、それどころか補修の必要すらないことも多いです。
これを点検もせずに、10年以上という期間で放置されますとヤマトシロアリと言えど、数十万円というレベルの補修が必要なケースはあるかも知れません。
ですから必要以上にヤマトシロアリを恐れることはありませんが、そのかわりに、5年毎くらいで結構ですので、定期的に点検だけは欠かさないでください。
特に高額な費用をかけて、必ず薬剤をまかないといけない、ということもありません。
いずれにせよシロアリの予防に多額のお金を費やす必要はありません。重要なのは点検です、ということを重ねて申し上げます。
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