シロアリ駆除の施工事例 愛知県名古屋市の喫茶店などの飲食店

 

シロアリ駆除の施工事例 愛知県名古屋市の喫茶店などの飲食店

 

 

施工の一例として、愛知県の名古屋市でシロアリ駆除をした飲食店舗(喫茶店)の例をご紹介します。

 

 

建屋の情報やシロアリの発生状況

 

・築40年以上、木造

 

約15坪のお店で、サムネ画像のように店内の真ん中あたりにカウンターテーブルがあります。

こちらは店舗ということで当然一般家屋のように床下がなく、三和土(コンクリート)の上に床材

を組んである状態ですので、シロアリの発生には気付きにくいです。一般の家屋のように床下に

もぐったり、お家の基礎外周に蟻道ができてないかを確認できないからです。

 

※蟻道とは、シロアリが土の中から上がってくる際、外気に触れないように、基礎などに沿って

土の粒をレンガのように積み上げて作るトンネルのことです。

(下の写真をご参照下さい。これは一般家屋の基礎ですが、黄土色のスジが走っていますね。)

 

 

ですので今回のような店舗形態はシロアリにとっては営巣しやすい環境ではあります。

 

今回シロアリに気付いたキッカケは、カウンターの下から羽アリが発生したからです。

(写真はカウンターテーブルの裏側です)

 

 

発生した種は「ヤマトシロアリ」と言い、愛知や岐阜で一番スタンダードなシロアリです。

ヤマトシロアリの羽アリは、だいたい4月~5月にかけて、少なくとも数10匹単位で数回とか

一度に数100匹ほど発生することが多いです。

 

 

シロアリの駆除などの対処の概況

 

今回は築年数が経っており店舗形態なので床下がないので、おそらく一般家屋よりも営巣範囲が

広いと推測できます。

その理由は、床下が無いためシロアリは誰にも邪魔されずに生活でき、40年以上も経って尚、

羽アリが大量に発生するほどの大きな集団だからです。

羽アリというのは、巣内の大きさ以上にシロアリの数が増えてしまった場合に、口減らしとして

外に放出されるものですから、ある程度の数が存在しているということになります。

 

以上のように営巣範囲が広いと思われるため、駆除方法としては、羽アリが出たカウンターの内部

とその根元の床部分をはじめ、店内の10数か所に細いドリルで穴をあけて薬剤を注入しました。

 

また店内の床はクッションフロアが敷かれており、フカフカする所をめくってみると一部シロアリ

の被害がありましたので直接散布しました。

 

その際、当社はシロアリのプロであり建築のプロですから、傷んだ木部の一部をサービスで補修

させて頂きました。

他社ではまず建築の知識も、補修用の部材も道具もありませんからこうは行きません。

ちょっとだけアピールさせていただきました。^^

 

こちらのお店にも5年間の保証をつけさせて頂きました。

 

 

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る