シロアリを駆除する薬剤の本当の安全性とは? 愛知、岐阜
シロアリを駆除する薬剤の本当の安全性とは? 愛知、岐阜
現在のシロアリ業界の作業方法の主流は、床下への薬剤の大量散布です。
200リットル(お風呂一杯分)という規模の薬剤がばら撒かれます。
ただでさえ通気性のよくない床下に、一度にこれだけばら撒かれますと、大量に蒸発する湿気が心配です。
湿気自体は時間が立てば、ある程度元に戻るでしょうが、バランスを崩してしまって、様々な問題が出ます。
実際、例えば現在主流のタケロックというマイクロカプセルの薬剤で、予防と称して大量散布が行われた家で居住者の方が健康を害する事例が発生した例もあります。
※マイクロカプセル製剤は他にもたくさんの種類が発売されています。
原因は明らかではありませんが、大量の水分が蒸発するのですから、様々な物質の変化や移動も起こると思われます。
水を撒いただけでも床下の臭いが増えるのですが、木材の腐りを心配して防腐剤が入った薬剤だと、もっと臭います。
ベタ基礎では、水たまりができます
せっかく新築時の水分が抜けた頃に「保証が切れた」といってまた水浸しにするのでから、長期的なスパンで見ますと特に合板類の劣化にもつながります。
200リットルを5年ごとに木材にかけ続けるわけですから。。
でもシロアリの予防は必要です、どうすれば。。?
確かにそうです。
しかし薬剤というのは本来、ポイントを絞って使うモノなのです。
単にばら撒けばいいというものではありません。
昨今のシロアリ業者は、薬剤の成分ばかりを問題にしますが、本当に問題なのは薬剤のまき方(使い方)なのです。
コメント
- トラックバックは利用できません。
- コメント (0)
この記事へのコメントはありません。