新築一戸建てのシロアリ対策方法 数年でまず点検

新築一戸建てのシロアリ対策方法 数年でまず点検

新築一戸建てをお考えの方、建てる前だからこそできるシロアリ対策はいくつかあります。

ご紹介しますので、参考になさって下さい。

 

 

基礎を打つ前の土壌に薬剤をまく

 

基礎を打ったあとでは不可能ですから、お家を建てる時のご予算に少しでも余裕があればご検討下さい。

そうする事の利点は、家を建てる土地の地中にシロアリがいた場合、土の上に基礎を打つことにより地表の密閉度が変化したり、家を建てる時のさまざまな振動などが発生します。

このような環境の変化によりシロアリは活性化します。

このような環境の変化はシロアリへの刺激になり、シロアリの活動が活発になり、女王アリがシロアリの卵を増産し始めます。

 

やがてシロアリの数が増えるため、地中の巣だけでは狭くなったり、地中のエサが尽きるなどして、いよいよ床下などに上がって来ます。

そして床下の木材に到達できれば、それらに被害を与えます。

 

またシロアリの数が増えたことにより、巣の拡大が思うように追い付かなければ、今度は増えすぎたシロアリを羽アリとして、外に放出します。

いわゆる口減らしです。

新築の1年目や数年後に発生する羽アリの原因はコレです。

 

話を戻しますが、ベタ基礎を打つ前に土壌に薬剤処理をしておけば、この活性化したシロアリを土壌で食い止めることができるかも知れませんし、あわよくば土壌処理層の薬剤によって死滅させられるかも知れません。

 

これが目的です。

 

 

新築後の1年後か2,3年後にシロアリの点検をする

 

先述のような対処をしていても、シロアリが発生するときはします。これは運です。

しかし翌年か2,3年後にシロアリの点検だけでもすれば、この新築時のシロアリの発生を確認することができ、被害を受ける前に駆除できるかも知れません。

 

ベタ基礎の前の土壌処理が無理でも、この点検だけは実施下さい。

 

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