シロアリのお庭の対策方法は?|愛知県、岐阜県
シロアリのお庭の対策方法は?|愛知県、岐阜県
シロアリというのは基本的に地中に生息していますので、お家の下にだけいるとは限りません。当然お庭にもいます。
そしてお客さまからよくご質問をいただくのが、お庭のシロアリ対策はどうしたらいいか、といった内容です。
お家の方は、床下を点検して必要に応じて薬剤を使って予防する、というように対策できています。
ではお庭はどうしたらいいかと言いますと、家屋が点検されていれば基本的に放置で問題ありません。
と言いますのは、国内の主なシロアリには2種類ありまして、とても勢力の大きい「イエシロアリ」と、少数で比較的対処しやすいヤマトシロアリという種がいます。
愛知県(三河の一部を除く)や岐阜県全域のシロアリの対象種は後者の「ヤマトシロアリ」ですので、家屋が点検されている状態であれば、家屋にまで侵入する可能性は低いですので放置で構いません。
「お家が点検されている」という条件が付く理由は、お家、若しくはご近所でイエシロアリの予兆が無いことを点検しておかないと、お庭で生息が確認された、高い確率で家屋にも被害が進行しているか、近い将来に出るからです。
イエシロアリは、ヤマトシロアリと異なり一つの集団の生息規模が非常に大きく、100万匹というケースもあります。
それに対してヤマトシロアリは、数千~せいぜい数万匹ですので、イエシロアリは100倍というレベルになります。
よってまとめますと、家屋の点検がなされており、イエシロアリの兆候がなければ、放置ということになります。
シロアリ業者の中には、お庭の家屋から離れたところにヤマトシロアリが細々と生息している程度でも、「お家の方に移動して侵入してきますよ」と言う者もいますが、決してそのようなことはありません。
他のページでもご説明していますが、シロアリはか弱い生き物ですので、その環境に順応できなければ死に至ります。
現在、お庭の隅で生息できているということはその環境に馴染めたわけですので、それをわざわざ捨てて順応できるか分からないお家の床下に移動などしません。
シロアリの生態をきっちり理解していれば分かることです。
コメント
- トラックバックは利用できません。
- コメント (0)
この記事へのコメントはありません。