5年毎に薬剤をまいて儲けようとするシロアリ業者

 

5年毎に薬剤をまいて儲けようとするシロアリ業者

 

 

普通のシロアリ業者はよく

「5年毎に薬剤処理をしないと、お家が無防備な状態になり、シロアリに侵入されます」

と言います。 はたして本当にそうでしょうか?

 

 

シロアリというのは基本的に土の中で生活していますが、全てのお宅の敷地の土の中にいるわけではありません。

いないところには全くいませんし、仮にいても必ず地上に出てくるとは限らず、土の中だけで生活している場合もあります。

 

 

そして言うまでもなく、全くいないところに薬剤をまいても意味がありません。

そのようなことを言うと普通のシロアリ業者は

「土の中のことは分からないでしょ? もしいたらどうするの? だから薬剤をまいておかないと」

と言うでしょう。 確かに家が建っている下の土を掘って確認することはできません。 しかし

このお宅には、シロアリがいそうかな? いなさそうかな?

という判断はできます。 きちんとした技術と良心があれば、ですが。

 

その判断基準はと言いますと、

 

① そのお宅のシロアリの駆除や予防、点検の履歴

② 各お客さまごとの環境 (お家の構造、床下の状況、地域性など)

③ シロアリの生態 (シロアリの種類、シロアリの習性など)

 

です。 これらの情報を総合的に鑑みて、シロアリ有無の可能性を判断します。

 

普通のシロアリ業者が大げさな説明をするため、誤解をなさっているお客さまも多いのですが、薬剤処理をせずに5年も放っておいたら、もしシロアリがいた場合、「柱などをシロアリにボロボロにされて、お家が倒壊する」と思っておられる方がみえます。

 

 

しかしそんなことはありません。 ヤマトシロアリは一つの集団で活動する数が少ないため、たった数年でお家を倒壊させることなど不可能なのです。

 

 

ちなみに日本の代表的な種には、ヤマトシロアリの他にもう1種類いまして、イエシロアリと言います。

こちらは、一つの巣で活動するシロアリの数が、ヤマトシロアリの約100倍というレベルで、もしイエシロアリの発生があって5年以上放置したりしますと、家の強度に影響を及ぼしかねない被害を出す可能性はあります。

ですからイエシロアリ地域は予防や駆除の対処が結構大変なのですが、幸いなことに愛知や岐阜は99%がヤマトシロアリですので、対応が比較的 容易なのです。

(対応が容易ということは、費用もその分お安くなるハズなのですが。。)

 

 

そして話を戻しますが、愛知と岐阜のシロアリの対象種は99%以上がヤマトシロアリですので、シロアリがいなさそうだと判断できる場合は、点検のスパンを延ばしたり、床下に余分に薬剤をばらまく必要もなく、余分な費用も抑えることができます。

 

 

そうすれば数年ごとにムダに薬剤をばらまいて10万、20万というお金を使わなくてもよいのです。

しかし昨今のシロアリ業者は、5年ごとに利益を得るためにこういった判断をしません。

知っていてしない業者もあれば、知識/技術が無いため判断できない業者もいます。

 

 

当社は、環境やお家に優しい適正な作業をして社会に貢献していくことをCSRとして掲げて活動しています。

 

 

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