シロアリ駆除の例 愛知県海部郡蟹江町のお客さま

 

シロアリ駆除の例 愛知県海部郡蟹江町のお客さま

 

 

施工の一例として、愛知県の海部郡でシロアリの駆除をしたお宅の例をご紹介します。

ご紹介ついでにシロアリの生態についても、解説させていただこうと思います。

 

・家屋の情報

築19年、木造、ベタ基礎

 

お庭の基礎部分にシロアリの「通り道」であり「巣の一部」である蟻道が見られます。

 

 

シロアリは基本的に土の中で生活していて、営巣の一部としてこのように蟻道を構築しながら地上に上がって来て、やがては土台や大引きなどの木部に「たまたま」到達し、食害します。

 

 

蟻道を指で崩してやると、営巣中であれば中にはヤマトシロアリたちが歩き回っています。

しかしシロアリは外気にさらされては生きられませんので、ササっと中へ隠れてしまい、また数日などの時間をかけて蟻道を再構築する場合も多々あります。

 

 

そして今回はシロアリの集団を駆除するべく、蟻道の下を30cmほど掘ってみたところ、基礎に沿ってシロアリの巣が確認できます。

これは恐らく基礎の下(家屋の下)数10cm あたりに生息していた集団が、基礎に沿って地上へ上がって来たために、基礎に巣の跡が確認できたのだと思います。

つまりお庭の方に居た集団が家屋に近付いて来たのではなく、基礎の下に集団がいたのだと考えられます。

 

 

この後にココに薬剤処理をしましたので、ヤマトシロアリの営巣規模(営巣範囲)を鑑みて、基礎の下の集団は死滅していくと考えられます。

 

➡実際のシロアリの画像もご参考までに

 

 

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