2021.02.13
費用が安い業者はヤバい?手抜き?
大手や、ある程度規模の大きな会社のホームページを見ると、「悪い業者の見分け方」のような
ページでよく見かける文言があります。
それは金額が安い業者はヤバい、危ない、手抜き作業をされるといった内容です。
シロアリ業界に限らず、場合によっては金額が安いより高い方が良いこともありますが
そうでない場合も多々ありますので、注意が必要です。
例えば一流のホテルは金額が高いだけあって、接客がよいとか料理がおいしいなど、安いホテルより
何倍も満足度が高いのかも知れません。
中国製の電化製品の「安かろう悪かろう」のように実際に安いモノに悪いモノが多いのも事実です。
しかしある百貨店では、5,000円の値をつけたカバンが全然売れなかったので、全く同じモノで
2万円にしたら飛ぶように売れた、といった例もあります。
日本人は「高いモノは良いモノ」という意識が強いのかも知れません。
ではシロアリ業界もそうでしょうか?
・取得する資格は同じ。むしろ大手は資格を持たないアルバイトが作業するのがも当たり前。
※資格は免許ではないので、無くても作業はできます。
・使う薬剤もほぼ同じ。協会の認定品ばかりなので大差なし。
・どの業者も同じように保証があり、クーリングオフも対象です。
当社の平均金額と比較すると、大手は2倍以上が当たり前ですし、中小レベルでも1.5~2倍近くかかります。
上記のとおり人やモノに大差はないのに、ナゼ金額がこんなにも違うのでしょうか?
ズバリ、利益を乗せすぎなのです。
その根拠の一例を簡単にご説明しましょう。
例えばシロアリ防除作業にかかる主なコストを考えると、薬剤があります。業界主流の薬剤の値段は
だいたい1リットルに希釈した量で100円~200円です。大手だと大量購入しますので、恐らく
100円を割るかも知れません。
お家の広さによってまく量は変わりますが、だいたい15,000~20,000円程度です。
(150や200リットルというレベルでまきますので。。)
10万円以上、あるいは15万円以上の金額を請求しておいて、2万円程度のコストしかかかって
いません。人件費や交通費を除いても、利益を乗せすぎていることに変わりはないでしょう。
私どものような良心的な価格設定の業者が増えては自分たちの利益が減りますから、そりゃあ
「安い業者は危険、手抜き工事される!」と言って予防線を張りたがるのもお分かりかと思います。
更に私どものメリットは金額だけではありません。当社の技術者はシロアリのプロであることは
もちろんのこと、一般的なシロアリ業者にはない「建築のプロ」でもあります。
シロアリの生態+お客さま宅ごとに異なる構造、環境を加味して適切な作業をご提案しています。
過剰な利益を乗せない!余分なことはせず適切な作業をする!
本当に「お客さまのため」を思っているのはどの会社であるか、当社のホームページをご覧いただき
吟味していただければ幸いです。