シロアリの予防や駆除費用がベタ基礎も布基礎も同じ!?

 

シロアリの予防や駆除費用がベタ基礎でも布基礎でも同じ!?という矛盾

 

 

この図は、お家の基礎の形状を表しています。

現在の主流はベタ基礎で、家屋を支えている基礎全体にコンクリートを敷き詰めているタイプです。(基礎の枠も底面もコンクリート)

 

一方、20年、30年以上前の家屋は布基礎(ふぎそ/ぬのきそ)と言いまして、基礎の枠の部分だけコンクリートで、底面はもともとの土地の「土」がむき出しになっています、

※現在は耐震などの観点から新築はほとんどベタ基礎です。

 

そしてシロアリがいるとすれば、床下の地中で活動しています。

ベタ基礎の方が明らかにシロアリの侵入は難しいと思いませんか?
ベタ基礎の方が明らかに防蟻性能が高いです。

 

 

 

そうであればシロアリの予防をする際、もともとある程度は予防ができているわけですので防蟻性能が低い布基礎よりも手間ヒマがかからないはずです。

よって当然、予防費用も安くならないと矛盾です。

しかし最近の普通のシロアリ業者は、ベタ基礎でも布基礎でも一律に高額な金額を請求されます。

 

シロアリ業者は、お客さまが「ベタ基礎は防蟻性能が高い」という知識をお持ちでない方が多いのをいいことに、安く済むケースでも金額の設定を区別していません。

これはお客さまに対して不誠実で、業界全体の悪しき習慣です。

 

特に愛知県や岐阜県では、対象種の99%がヤマトシロアリであることから、なおさら10万円レベルの高額な金額は不要なのです。

 

 

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