シロアリの対策方法 愛知や岐阜の場合

シロアリの対策方法 愛知や岐阜の場合

愛知県や岐阜県においてシロアリの予防や対策を考える場合、他の地域に比べると比較的 容易です。

 

どういうことかと言いますと、家屋を食害するなど、私たちの生活に影響を与えるシロアリは、主に2種類いまして、イエシロアリとヤマトシロアリと言います。

 

 

イエシロアリというのは一つの集団に生息するシロアリの数が、多いと100万匹というレベルの数になり、食害するスピードも速く、発生に気付かずに数年も放置しておけば、床下から2階の天井裏くらいまでは到達できてしまうという、非常に厄介な種です。

 

また巣の大きさも、家1軒の敷地だけにとどまらず、ご近所の数軒分に渡って営巣することも珍しくありません。

これは「本巣」というメインの巣を中心に、「分巣」と言われる巣をネットワーク(蟻道やトンネル)でつなげる傾向があるためです。
それだけ集団の規模が大きい=生息する数が多いということです。

 

ですので、例えばお客さま宅に発生したイエシロアリを駆除したとしても、地中の巣ではご近所のお宅とつながっている可能性があり、そちらの方まで壊滅させなければお客さまのお宅にもまた発生する可能性がある、ということになります。

 

 

一方のヤマトシロアリは、イエシロアリと比べると活動するシロアリの数も比較的少なく、1万匹程度で、少ないと数千以下というケースも珍しくありません。

 

イエシロアリとざっくり比べても、数では100分の1程度です、従って食害のスピードも100分の1程度ということになります。

 

 

しかしご安心ください、愛知県と岐阜県に生息する種の99%がヤマトシロアリ(規模が小さく、厄介ではない方)であり、イエシロアリの生息が確認されているのは、三河地方の一部のみです。

(もちろん各お客さま宅での調査は必須です)

 

 

よって最も重要な対策としては、

定期的に点検をする

に尽きると思います。

 

これは5年ごとに薬剤をまく、という意味ではありません。

例えば5年毎など、きちんと期間を決めて点検さえしておけば、高額な費用をかけて大量の薬剤をばらまかずとも、十分にシロアリに対処できるのです。

 

 

 

さて、ここで一つの問題があるのですが、イエシロアリとヤマトシロアリでは予防するにも、駆除するにも我々シロアリ業者にとって、かかる手間が違います。

 

お分かりのとおり、イエシロアリの方が手間もお金もかかります

当社は駆除においては、調査の結果ヤマトシロアリと判明した場合、イエシロアリよりも安い料金を設定しています。

※予防においては、この地域の種の生息状況を鑑みて、ヤマトシロアリを想定しています。

 

 

ヤマトシロアリとイエシロアリでは対処の大変さが違いますので、金額を分けるのは当たり前のことですね。

 

しかし愛知や岐阜のほとんどのシロアリ業者は料金において、イエシロアリとヤマトシロアリの種を区別していないのです。

比較的 対処が容易な方のヤマトシロアリの料金も、大変な方のイエシロアリと同じ設定で請求するのです。

 

おかしいと思いませんか?

 

これはどういうことかと言いますと、

お客さまは、「イエシロアリとヤマトシロアリという異なる種が存在する」

ということを恐らくご存じなかったと思います。

 

一般的なシロアリ業者は、そういったお客さまがご存知ないのをいいことに、正直な料金設定をせず、

高い金額を取れるなら取ってしまおう

という姿勢である、と言わざるを得ません。

 

もしくは、この地域の種についてあまり詳しくなく、イエシロアリに遭遇したことのない業者なのかも知れません。

一度、他社のサイトをご覧になってみて下さい、料金において種を分けているところはごく僅かです。

 

 

お客さまのため、そして自分たちのプライドのために、もっと真摯に業務にあたって欲しいものです。

はやく「悪徳業者の多い業界」というイメージから脱却すべく、当社は社会に貢献してまいります。

 

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る