ベイト工法はシロアリ予防にはあまり効果がなく、費用も高額です 愛知、岐阜

ベイト工法はシロアリ予防にはあまり効果がなく、費用も高額です。

 

 

最近のシロアリ業界では、予防で液状などの薬剤を散布することをバリア工法や薬剤工法という言い方をしており、それに対して、庭など家屋の外周に固形の薬剤を埋めることをベイト工法と表現しています。

 

ベイト工法とは、上記のとおり家屋の周りに固形で遅効性の毒のエサを入れた監視BOXを、1mほどの間隔で埋めて、シロアリがそのエサを食べると、巣に帰ったあとに遅効性の薬剤が効果を発揮して、巣全体に伝播させる、という理屈になっています。
エサはシロアリが好む臭いを出します。

※シロアリは、働きアリがエサを食べる際に、咀嚼して兵隊アリたちに食べさせたり、自分たちの便も食べるという習性があるので、伝播させるという理屈が成り立ちます。これは通常の薬剤においても同じです。
双方とも忌避性のない薬剤(非忌避剤)を用います。

この理屈だけ見ると、良さそうな工法のように感じますが、実はいくつか穴があるため、結論的にはおススメできない工法になりますので、その理由をご説明します。

 

 

〇シロアリは2、3cmまで近づかないと、そこにエサ(対象物)があると気付きません。

 

基本的にシロアリは視力が退化しており、目が見えません。
モグラなど、ほとんどの時間を地面の中で過ごす生物は、基本的に視力が必要ありません。

2、3cmまで近づかないと気付かないというのはそのような理由です。
よって1m程度の間隔でベイトを埋めても、1m=100cmのうちベイト自体の大きさと、その周辺くらいしか防ぐことができませんので、結論的には、8割以上はエサに気付かずに隙間を通過します。

※下はお家を真上から見た図です。 番号のように一定の間隔でお庭に埋めます。

 

 

ただ、イエシロアリのように一つの巣のシロアリの数が多い種を駆除する場合で、且つ、地中の営巣場所をある程度 把握できている場合には、駆除手段の一つとして用いれば有効です。

しかし岐阜県や一部を除く愛知県内では、基本的にヤマトシロアリしかおらず、イエシロアリの生息は確認されていませんので、結果にはこの地域では必要のない工法ということになります。

 

 

〇材料費、施工費が非常に高い。

 

仕組みが分かればあまり効果を見込めない事もお分かりかと思いますが、それだけではなくこれらの商品は非常に価格が高いです。

価格は業者ごとに異なりますが、普通のお宅に施工しようとすると約20万円というレベルの費用が必要です。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL